梅雨入りして、これから夏本番を迎える季節ではありますが、ファッション業界では、既に秋冬物の装いで、湧いております。
という事で、今日は、国立代々木競技場で開催された「CHANEL2009/10秋冬プレタポルテコレクションショー」に行って参りました。
不況と言われている御時世ではありますが、この会場を見渡す限り、不景気とは無縁の方々が多々いらっしゃるように、お見受けしました。
私は、40代になって、イメージコンサルタントという職業に就いてから、CHANELのジャケットを着用するようになりました。CHANELのジャケットは、それまでの私には、なかなか着る勇気がでずにいた代物でありました。お値段も、お高いのは勿論のことですが、何より懸念していた事は、CHANELに着られてしまわないように着こなせるかという課題でした。洋服という物は、自分の個性を表現する大切な小道具でもあります。ただ、洋服やバックやアクセサリーだけが、ある意味、悪目立ちしてしまう現象は、美しくないと思います。
ですから、CHANELのジャケットは、私にとって、緊張感を与えてくれたり、仕事をしていく上で、モチベーションを上げてくれる存在になっています。
ココ・シャネルとい女性は、コネクションも財産も教育もない孤児院育ちでしたが、世界のCHANELを立ち上げた勝ち組女性のカリスマです。
そんなココ・シャネルの生き方は、CHANELの洋服に表現され、そのスタイルは、100年経った現代でも受け入れ続けられています。
シャネルは、強固な意志を切り札に、世の中を変え、自分の生き方を貫き、ファッションという手段で、女性を自由へと導きました。
そんな素敵な生き方をしたココ・シャネルのCHANELジャケットを着る事で、自分にも何かが、出来そうな予感と期待でワクワクさせてもらえるのです。
因みに、今回のショーのお土産は、ローズカラーのチークとリップグロスでした。流石、CHANELです。
夏本番を目前に早くも秋の到来が待ち遠しくなるコレクションでした。
三森 M. 由佳
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